Brace Insert
特定天井・耐震天井用
特長
・斜め材(ブレス)を接続する吊り元には専用の新開発ブレスインサートをご使用下さい。(従来品では対応できません)
・本体軸は一体成型のため、ガタツキが出ません。(水平変位が出ない)
・強度区分10.9T相当の材質を使用。偏心距離50mmでも繰返し曲げに強い。
仕様
品番 | ねじ径 | サイズ(mm) | ドリル径 (mm) | 埋設 (mm) | ねじ部長さ (mm) | 許容強度 | 入数 (個/箱) | 色 | ||||||
頭径D | 胴径d | 高さH | 有効埋設M | 有効ネジS | 短期引張強度 | 短期せん断 | 曲げモーメント (kN・mm) |
|||||||
BI-30 | W3/8 | 22.0 | 12.0 | 46.0 | 43.0 | 15 | 16 | 46.0 | 55.0 | 7.7 | 4.8 | 95 | 100 |
※参考図書「建築物における天井脱落対策に係わる技術基準」第Ⅱ編「天井及びその部材・統合部の耐力・剛性の設定方法」
※短期許容せん断強度は、支点距離20㎜水平方向の試験結果から得られた数値。
施工方法
1
指定口径のサイズのドリルでデッキプレートに下穴をあける。
2
樹脂部がデッキプレートを貫通するまで押し込む。
3
ブレスを取り付ける。(必要に応じてボルトを取り付けてください。)
その他の工具
注意事項
・法令・指針等に準拠する仕様、寸法を満たしたものをお使いください。
・許容強度以下でご使用ください。
・使用目的に応じてさらに安全率を考慮してください。
・打ち込み面に対して垂直に設置してください。
・デッキプレートの穿孔は必ず適正寸法のドリルを使用してください。
・断熱材の穴あけは、専用ポンチを使用してください。
・接続するボルトはねじ込みを途中で止めないで最後まで確実に行ってください。
・7.8kNを超える重量物を取り付けないでください。
・原則としてインサートの間隔は6L以上、へりあき寸法は3L(Lは有効埋設長さ)以上としてください。
・安全のために、施工時は保護具、保護眼鏡等の着用を徹底してください。
・釘をご使用の場合、先端の尖りに十分注意してください。
・デッキプレートの穿孔を行う場合、階下の養生を行ってください。
・穿孔後の穴にバリがある場合は取り除いてください。
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